今回は、久保田建設の大工歴3年横山浩司さんを紹介します。19歳の時に久保田建設に入社。現在に至るまで一人前の大工を目指し日夜勉強の毎日だそうです。「大工になるのが小さい頃からの夢だったので。」と横山さん。念願の大工さん、実際にやっていてどうなのでしょうか。「大工は一軒建てるのに当たって、何でも分かって知っていないと駄目なんです。そうしないと段取りを組んだり現場で動いたりできませんから。だから大工になったといっても一人前ではないんです。そうなるにはまだ時間がかかりますが、大工として自立することを夢に日々頑張っています。」お邪魔した日は家の屋根の骨組み部品を作っている所を見学させていただきました。一本の木が削られ、整えられ、他の木と組み合う部分が作り出されていきます。いったいどこの部分なのかは見ているだけの方にはさっぱり分からないのですが。黙々と作業は進められていきます。木には墨で線や文字が書かれています。それを読みとっているんですね。ますます素人には難解です。横山さんにとって大工さんの一番の魅力とは一体なんでしょうか?「自分の力で家を造れるってことですね。やっていて、こうして自分で物を作っていると言うことが一番楽しいことです。」と答えてくれました。
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