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CHARISMA
DATA Vol,01 |
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第1回TheCHARISMA職人:小林秀樹 (Hideki Kobayashi) |
職業:畳職人 1974.8.6生まれ |
小林タタミ店 2代目 (小布施町中松388-39) |
趣味:釣り フィッシングチームSALKAN 代表 |
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小布施町中松に一見タタミ職人に見えない、タタミ職人がいる。その名は小林秀樹(通称:ヒデ)。小林タタミ店の二代目として毎日タタミに愛着を持ちながら仕事に精を出す。外見は今どきの若者らしい雰囲気だが、いざ仕事をしはじめると表情が変わる。高校を卒業後、地元の企業へと就職をするが、畳の世界に魅力を感じ正式に家業を継いだ。輸入住宅が増える現状で、畳の需要はだいぶ減ってきたとヒデは言う。しかし、減ったのは畳の需要だけではない、畳職人も確実に減ってきている。「和の国に住む人々はかならず和の空間が恋しくなる。一時の洋への浮気は俺にとっては和を再認識する為の良い材料だ!」と断言した。これが本当の和を知り尽くした職人であると痛感させられた。 |
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ヒデの趣味はバス釣り!仕事以外のパワーは全てバス釣りに費やすといった力の入れようだ。地元の若い仲間を引き連れ池・湖・川を転々とする。フィッシングチームSalkanもヒデが創設しメンバーも30名程入会している。地元の若者達にとっては親分として慕われているようだ。物作りの好きなヒデは、自分でルアーも作ってしまう。畳職人ならではの器用さと感性そして動物的な直感が彼にはやどっている。彼の夢を聞くと、「小布施の田んぼ畑を池にして、昼でも夜でもバス釣りが出来る施設を作りたい」と話していた。小布施という癒しの空間にヒデの夢屋敷が出来る事を願いつつ今回の取材を終える。 |
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